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長年家庭を守ってきた神棚を処分する際、どのように扱えばよいか迷う方は少なくありません。神棚は神聖なものだけに、普通のごみとして捨ててよいのか、神社に持ち込むべきなのか判断に困るものです。
結論として、神棚本体は自治体の粗大ごみや可燃ごみとして処分できますが、お札は神社への返納が基本となります。また、気持ちの面で抵抗がある場合は、神社でのお焚き上げや専門業者への依頼も検討しましょう。
本記事では、神棚を処分する具体的な方法と費用、処分のタイミング、よくある疑問について詳しく解説します。
この記事でわかること
自分に合った方法を選んで、感謝の気持ちを持ちながら適切に処分しましょう。

神棚を処分する前に押さえておきたい基本的なポイントを確認しましょう。
神棚本体とお札では処分方法が異なることのほか、正月飾りなどほかの縁起物とは処分方法が変わる点も知っておくことが大切です。スムーズに処分を進めるために知っておきたいことについて、詳しくご覧ください。
神棚本体は木材でできているため、多くの自治体では可燃ごみや粗大ごみとして処分できます。大きさによって分類が変わるため、お住まいの自治体のルールを確認しましょう。
一般的に、一辺が30cm以内であれば可燃ごみ、それを超える場合は粗大ごみとして扱われます。小型の神棚なら無料で処分できますが、粗大ごみの場合は200〜1,000円程度の処理手数料がかかります。
ただし、神聖なものを普通のごみとして出すことに抵抗を感じる方も多いでしょう。その場合は、粗塩で清めてから白い布や紙で包んで出すと、気持ちの整理がつきやすくなります。宗教的な観点からも、感謝の気持ちを込めて丁寧に扱うことが大切です。
神棚本体とは異なり、お札は必ず神社に返納することが基本です。お札には神様の分霊が宿っているとされるため、ごみとして処分することは避けるべきとされています。
お札の返納先は、基本的に授与を受けた神社が望ましいとされています。遠方で訪問が難しい場合は、近隣の神社でも受け付けてもらえることがほとんどです。多くの神社では、社務所や境内に古札納所が設置されています。
返納の際には初穂料や玉串料として数百円から千円程度を納めるのが一般的です。お札と一緒に感謝の気持ちを伝え、お焚き上げを依頼すれば、神様への礼儀を尽くせます。年末年始や節分の時期には、多くの神社でお焚き上げ行事が行われているため、近隣の神社での対応状況を確認しましょう。
神棚を処分する際には、お正月飾り等で使用したしめ縄や榊立て・神鏡などの神具も一緒に処分を検討しましょう。これらの付属品も神棚本体と同様に扱えます。
しめ縄は神聖なものとされていますが、自治体のごみとして処分できます。気になる方は塩で清めてから白い紙に包んで可燃ごみとして出したり、どんど焼きなどの地域行事で処分する方法も検討しましょう。
榊立てや神鏡などの神具は、素材によって分別方法が変わります。陶器製なら不燃ごみ、木製なら可燃ごみが基本です。お供えしていた米や塩・水などは、感謝の気持ちを込めて最後に自分で消費するか、土に返すのが良いとされています。

神棚の処分方法には主に3つの選択肢があります。
それぞれ費用や手間が異なるため、自分の状況や気持ちに合った方法を選びましょう。神棚を処分できる方法について、特徴と費用相場をそれぞれ詳しく解説します。
丁寧かつ心をこめて神棚を処分する方法として、神社でお焚き上げする方法が挙げられます。お焚き上げとは、神職の方に祝詞を上げていただきながら、神聖な炎で神棚を浄化する儀式です。
費用は神社によって異なりますが、一般的に3,000〜10,000円程度が相場とされています。大きな神棚の場合や、複数の神具をまとめて依頼する場合は、より高額になることもあるでしょう。
近年では、お焚き上げに伴う環境面への配慮から自粛する神社も増えていますが、神棚のお札などの返納を受け付けている神社は多くあります。遠方の神社でも郵送でお札を返納できる場合があるため、合わせて確認してみてください。
どんど焼きは正月飾りなどを焼く伝統行事で、神棚も一緒に処分できる場合があります。主に1月中旬ごろに神社や地域の広場で開催されます。
どんど焼きは基本的に無料で参加できることが多く、費用をかけずに神棚を処分できる方法です。地域のコミュニティとのつながりも感じられるため、伝統を大切にしたい方におすすめです。
ただし、すべての地域で開催されているわけではありません。持ち込めるものに制限がある場合もあるため、事前に主催者や神社に確認することが大切です。
プラスチック製の部品がついている神棚は、事前に取り外しておく必要があるため、解体や分別の必要性も確認しておきましょう。
納札所は神社の境内に設置されている古いお札や神具を納める場所で、古札納所とも呼ばれます。24時間いつでも納められる神社が多く、都合のよい時間に持ち込めるのが利点です。
以下に、主要な神社でのお札の納付対応についてまとめました。
| 神社名 | 受付方法 | 費用目安 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 伊勢神宮 | 持参・郵送 | 志納金(任意) | お札やお守りの返納のみ、古神札納所で随時受付。 |
| 寒川神宮 | 持参 | 1,000円〜 | お札やお守り・人形のお焚き上げを受付。 |
| 熱田神宮 | 持参 | 任意 | お札やお守りの返納のみ受付 |
納札所への納め方は簡単で、設置されている箱や棚に神棚を置くだけで完了します。ただし、大きな神棚は納札所に入りきらない可能性があるため、社務所に声をかけて別途対応してもらいましょう。
なお、お札を納める際は初穂料として1,000〜3,000円ほどを添えることが、一般的なマナーとされています。お金は白い封筒に入れ、表に「初穂料」と書き、下段に氏名を記入します。現金をそのまま置くのは避け、必ず封筒に入れて納めましょう。

神社での処分以外にも、神棚を処分する方法は存在します。
神社へ納めることが難しい場合に検討したい、神棚の処分方法と費用相場を、それぞれ解説します。
神棚や仏壇を扱う専門店では、供養引き取りサービスを提供している場合があります。新しい神棚を購入する際に、古い神棚を引き取ってもらえるため、買い替えを検討している方におすすめの方法です。
費用は店舗によって異なりますが、5千〜2万円程度が相場となります。新規購入と同時であれば割引が適用される場合もあるため、見積もりを依頼する際に確認しましょう。供養引き取りサービスでは、提携している寺社でお焚き上げを行ってくれるため、安心して任せられます。
以下は供養引き取りサービスを行っている主な業者として、以下を紹介します。
| 神棚・仏具店 | 引き取り対応 | 電話番号 |
|---|---|---|
| はせがわ | 店頭のみ対応。買い替えの場合は5,500円、引き取りのみの場合は11,000円。 | 0120-11-7676総合受付電話 |
| 神棚の里 | 8,800円で神棚のお焚き上げサービスを実施。 | 0120-45-4138 |
店舗によって対応エリアやサービス内容が異なるため、事前に電話やWebサイトで確認することをおすすめします。
最も手軽で費用を抑えられる方法が自治体のごみ収集を利用する方法です。神棚の大きさによって、可燃ごみか粗大ごみかが決まります。
可燃ごみとして出せる場合は無料、粗大ごみの場合は自治体によって200〜1,000円程度の処理手数料がかかります。以下に主要自治体での神棚処分ルールをまとめました。
| 自治体名 | 分別区分 | 費用 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 世田谷区 | 粗大ごみ | 400円〜 | 一辺30cm超 |
| 練馬区 | 粗大ごみ | 400円〜 | 一辺30cm超 |
| 大田区 | 粗大ごみ | 300円〜 | 一辺30cm超 |
| 足立区 | 粗大ごみ | 200円〜 | 一辺30cm超 |
| 江戸川区 | 粗大ごみ | 200円〜 | 一辺30cm超 |
| 横浜市 | 粗大ごみ | 200円 | 一辺50cm超 |
| 千葉市 | 粗大ごみ | 390円〜 | 一辺30cm超 |
| 札幌市 | 大型ごみ | 200円〜 | 指定ごみ袋に入らないもの |
| 仙台市 | 粗大ごみ | 400円〜 | 一辺30cm超 |
| 金沢市 | 粗大ごみ | 500円〜 | 一辺70cm超 |
| 富山市 | 燃やせるごみ | 0円〜 | 一辺100cm未満 |
| 名古屋市 | 粗大ごみ | 250円 | 一部の扉・天板を外して排出 |
| 大阪市 | 粗大ごみ | 200円〜 | 一辺30cm超 |
| 京都市 | 大型ごみ | 400円〜 | 3辺の合計値により変動 |
| 福岡市 | 燃えるごみ | 0円〜 | 指定ごみ袋に入るもの |
粗大ごみとして出す場合は、事前に自治体へ申込みをして処理券を購入する必要があります。処理券はコンビニエンスストアや指定の販売店で購入できます。
引越しなどで急いで処分したい場合や、他の不用品も一緒に処分したい場合は不用品回収業者が便利です。電話1本で自宅まで引き取りに来てくれるため、手間がかかりません。
費用は業者によって幅がありますが、神棚単品で3,000〜10,000円程度が相場です。ただし、出張費や基本料金が別途かかる業者もあるため、事前に見積もりを取ることをおすすめします。
業者によってはお焚き上げサービスを提供しているところもあります。複数の業者から見積もりを取って比較し、料金体系が明確で口コミ評価の高い業者を選ぶことが大切です。悪質な業者に依頼してしまうと高額請求されるリスクもあるため、慎重に選びましょう。
即日回収隊では、最短即日の不用品回収を24時間365日いつでも受け付けています。年間2万件を超える回収実績を持ち、無料見積もりより不用品回収を受け付けているため、神棚を含む自宅の不用品の処分にお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

神棚をいつ処分すればよいか迷う方も多いでしょう。ここでは、神棚の処分を検討する適切なタイミングについて解説します。
もちろん、必ずしもこのタイミングでなければならないわけではありません。しかし、処分すべきかお悩みの方は、合わせて参考にしてください。
神棚に汚れや傷み・色あせなどが目立ってきたときは交換を検討する時期です。神様をお祀りする場所として、清潔で美しい状態を保つことが大切とされています。
特に湿気の多い場所に設置している場合や、長年お祀りしている神棚は劣化が進みやすくなります。定期的に状態を確認し、傷みが目立ってきたら必要に応じて新しいものへの交換を考えましょう。
見た目だけでなく、構造的な安全性も考慮する必要があります。落下などの危険がある場合は、早めの交換が望ましいでしょう。
新居への引っ越しや就職・結婚などの人生の節目は、神棚を見直す良い機会となります。新しい環境で新しい神棚を迎えることで、気持ちも新たにスタートできるでしょう。
特に引っ越し先の住宅事情によっては、神棚を設置するスペースがない場合もあります。賃貸住宅では壁に釘を打てないことも多く、従来の神棚が設置できない場合も少なくありません。
そのような場合は、コンパクトな置き型の神棚への買い替えを検討するのも1つの方法です。新生活の始まりという前向きなタイミングで、感謝を込めて古い神棚を処分しましょう。
式年遷宮とは神社の社殿を新しく建て替える行事で、これに合わせて神棚を新調する習慣があります。伊勢神宮では20年に一度行われ、この時期に全国的に神棚の買い替えが増えます。
式年遷宮には、常に新しく清浄な状態で神様をお祀りするという意味があります。これにならって家庭の神棚も新しくすることで、神様への敬意を表せるという考え方です。
必ずしも式年遷宮に合わせる必要はありませんが、神棚を定期的に新調する目安として考える方もいます。20年という期間は、木製の神棚が劣化してくる時期とも重なるため、交換を検討する良い機会となるでしょう。
不幸が続いたり気分を一新したいときに、神棚を新しくすることで心機一転を考える方もいます。
もちろん科学的な根拠があるわけではありませんが、精神的なリセットとして有効な方法です。神棚を新調することで、悪い流れを断ち切り、新しい気持ちでスタートできる効果が期待できます。
ただし、神棚を変えることが直接的に運気を変えるわけではありません。大切なのは日々の感謝の気持ちと、神棚を清潔に保つことです。
神棚の交換をきっかけに、生活習慣や心の持ち方を見直すことが、本質的な変化につながるでしょう。

神棚の処分に関してよく寄せられる質問とその回答をまとめました。
初めて神棚を処分する方が抱きやすい疑問について、具体的に解説します。処分前の不安解消にお役立てください。
神棚を処分する日程に厳密な決まりはありませんが、縁起を気にする方は大安や友引などの吉日を選ぶと良いでしょう。逆に、仏滅や赤口は避ける方が多い傾向にあります。
お焚き上げを神社で行う場合は、正月明けの1月中旬や年末が繁忙期となります。この時期は多くの方が古いお札や正月飾りを持ち込むため、神棚も一緒に引き受けてもらいやすいタイミングです。
また、自治体のごみとして処分する場合は、収集日に合わせて出すことになります。粗大ごみは事前予約が必要な自治体が多いため、余裕を持って申し込みましょう。
特に引っ越しシーズンの3月から4月は予約が混み合うため、早めの手配がおすすめです。
神棚の返納所は多くの神社に設置されています。境内の目立つ場所に古札納所や納札所という名称で設けられていることが一般的です。
大きな神社では社務所で直接受け付けている場合もあるため、初めて訪れる神社の場合は、事前に電話で確認しておきましょう。神棚のサイズによっては持ち込みが難しい場合もあるため、大きな神棚を処分する際は特に事前に確認してから持ち込みを検討することが大切です。
なお、返納所がない小さな神社でも、社務所に声をかければ対応してもらえることがほとんどです。持ち込む際は、初穂料や玉串料を包んで持参するのがマナーとされています。
郵送での受付を行っている神社もあるため、遠方の神社でも相談してみる価値があるでしょう。
賃貸住宅に備え付けられている神棚は、勝手に処分してはいけません。退去時には必ず大家さんや管理会社に確認を取りましょう。
備え付けの神棚は建物の一部とみなされるため、借主が処分する権限はありません。もし無断で処分してしまうと、原状回復費用を請求される可能性があります。退去の際には、そのままの状態で引き渡すのが基本です。
自分で設置した神棚であれば、通常の処分方法で問題ありません。壁に穴を開けて取り付けた場合は、補修が必要になることもあります。設置時の契約内容を確認し、必要に応じて原状回復を行いましょう。
神棚は神聖なものとされるため、一般的に他人への譲渡は避けるべきとされています。中古の神棚を使うことに抵抗を感じる方も多く、需要がほとんどないことが実情です。
神棚には前の持ち主の念や家の気が宿っているという考え方もあります。そのため、たとえ美品であっても譲り受けることを避ける方が大半です。フリマアプリやリサイクルショップでも、神棚の取り扱いを断られることがあります。
どうしても譲渡したい場合は、親しい親族に相談してみるのが現実的です。ただし、その場合でもお祓いをしてもらってから譲るなど、配慮した譲渡を検討しましょう。
基本的には新しい神棚を購入し、古いものは適切に処分することをおすすめします。
神棚は必ず設置しなければならないものではありませんが、日本の伝統的な信仰において家庭の安全や繁栄を願う場として大切にされてきました。神棚を設置するかどうかは、各家庭の信仰や価値観によって自由に決められます。
神棚を設置する意義としては、毎日神様に感謝の気持ちを伝える場所ができること、家族の精神的なよりどころになることが挙げられます。朝夕に手を合わせることで、心を落ち着かせたり生活にメリハリをつけたりする効果も期待できるでしょう。
一方で、現代の住宅事情では設置スペースの確保が難しい場合もあります。賃貸住宅では壁に釘を打てないこともあり、物理的に設置できないケースもあるでしょう。
また、信仰の有無や生活スタイルによっては、神棚を持たない選択をする方も増えています。神棚がないからといって罰が当たるわけではないため、自分や家族の気持ちに合わせて判断することが大切です。

神棚の処分方法に迷ったとき、手間をかけずにスムーズに処分したいときは、ぜひ即日回収隊にご相談ください。即日回収隊では、経験豊富なスタッフが、神棚を丁寧に扱いながら迅速に回収いたします。
神棚のほか、引っ越しや遺品整理に伴う他の不用品もまとめて回収を受け付けているため、ご自宅に不用品が溜まっている方におすすめです。お客様のご都合に合わせて即日対応も承っておりますので、お急ぎの方も必見。
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