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使わなくなったパソコンを処分したいけれど、どうやって捨てればいいのかわからず困っていませんか。パソコンは普通のゴミとして捨てることができないため、正しい処分方法を知っておく必要があります。
この記事では、パソコンの適切な処分方法を7つご紹介し、処分前にやるべきことや注意点についても詳しく解説します。安全で環境に配慮したパソコンの処分方法を身につけましょう。

使わなくなったパソコンは、普通の粗大ゴミとして捨てることはできません。なぜなら、「資源有効利用促進法(通称:パソコンリサイクル法)」によって、メーカーによる回収とリサイクルが義務付けられているからです。パソコンには貴重な資源が含まれており、適切に処分することで環境保護にも繋がります。
このセクションでは、パソコンを処分する上で必ず知っておくべき、以下の3つの基本ポイントを解説します。
これらの基本を押さえることで、トラブルなくスムーズにパソコンを処分できます。それでは、次の項目からそれぞれを詳しく見ていきましょう。
パソコンは資源有効利用促進法(通称:パソコンリサイクル法)により、メーカーによるリサイクルが義務付けられています。この法律について、経済産業省は次のように説明しています。
この法律は(1)事業者による製品の回収・再利用の実施などリサイクル対策を強化するとともに(2)製品の省資源化・長寿命化等による廃棄物の発生抑制(リデュース)(3)回収した製品からの部品などの再使用(リユース)のための対策を新たに行うことにより、循環型経済システムの構築を目指しています。
引用元:経済産業省「資源有効利用促進法」
パソコンには金、銀、銅などの希少金属が含まれており、適切にリサイクルすることで資源の無駄遣いを防げます。そのため、パソコンを処分する際は必ずメーカーまたは認定された回収業者に依頼する必要があります。
パソコンを処分する前に、PCリサイクルマークの有無を必ず確認しましょう。このマークは2003年10月以降に製造されたパソコンに貼付されており、購入時にリサイクル料金が価格に含まれていることを示しています。
PCリサイクルマークがあるパソコンは、メーカーが無料で回収してくれます。一方、マークがない場合は回収時に料金が発生するため、処分費用を抑えるためにも事前の確認が重要です。マークはパソコン本体の裏面や側面に貼られていることが多いです。
パソコンリサイクル法の対象となるのは、デスクトップパソコン本体、ノートパソコン、パソコン用ディスプレイです。液晶ディスプレイやブラウン管ディスプレイも対象に含まれます。
一方、キーボードやマウス、プリンター、スキャナーなどの周辺機器は対象外です。周辺機器は自治体の粗大ゴミや燃えないゴミとして処分できますが、地域によってルールが異なるため、事前に確認が必要です。

パソコンを処分する方法は一つではありません。費用や手間、安全性などを考慮すると、選択肢は多岐にわたります。自分に合った方法を選ぶためには、まずどのような選択肢があるのか全体像を把握することが大切です。
ここでは、代表的な7つの処分方法をご紹介します。ご自身の状況と照らし合わせながら、最適な方法を見つけるための参考にしてください。
このように、処分方法によって費用や手間は大きく異なります。「自宅にいながら手続きしたい」「データ消去に不安がある」「少しでもお金に換えたい」など、ご自身の希望に合わせて選ぶことが重要です。
それでは、次の項目から各方法のメリット・デメリットを解説していきます。
パソコンを購入した家電量販店では、回収サービスを提供している場合があります。新しいパソコンを購入する際に、古いパソコンを下取りとして引き取ってもらえることが多く、手続きが簡単で便利です。
店舗によっては出張回収や宅配回収にも対応しており、重いデスクトップパソコンでも安心して処分できます。ただし、回収料金やサービス内容は店舗によって異なるため、事前に確認しておきましょう。
最も確実で安心な方法がメーカーによる回収サービスです。PCリサイクルマークがあるパソコンなら無料で回収してもらえ、データの適切な消去も行ってくれます。
マークがない場合の回収料金は、デスクトップパソコンで約3,000円、ノートパソコンで約3,000円、ディスプレイで約4,000円程度です。各メーカーのウェブサイトから申し込みができ、郵送または宅配便で回収してもらえます。
多くの自治体では、小型家電リサイクル法に基づいてパソコンの回収を行っています。公共施設に設置された回収ボックスに投入するか、イベント時の回収に参加する方法があります。
回収ボックスは24時間利用でき、費用もかからないことが多いです。ただし、サイズ制限があったり、データ消去は自分で行う必要があったりするため、利用前に条件を確認しましょう。
自治体による回収ボックスは手軽ですが、デスクトップPCなどサイズの大きなものは投入口に入らない場合があります。その際は、自治体が提携する宅配回収サービス(国認定のリネットジャパンなど)の利用が便利です。また、リサイクル対象外とされるキーボードやマウスなども、多くの自治体では小型家電として回収ボックスで処分できます。処分前にお住まいの自治体のホームページで詳細を確認することをおすすめします。
大手家電量販店では、パソコンの無料回収サービスを実施している場合があります。店頭持込だけでなく、宅配回収に対応している店舗もあり、手軽に処分できます。
サービス内容は店舗によって異なり、データ消去サービスを有料で提供している場合もあります。回収条件や追加サービスについて事前に確認し、自分のニーズに合った店舗を選びましょう。
まだ使用できるパソコンなら、専門の買取業者に売却することで現金化できます。特に製造から5年以内のパソコンや人気メーカーの製品は、高価買取が期待できます。
出張買取や宅配買取に対応している業者も多く、自宅にいながら売却手続きができます。ただし、動作不良があったり古すぎたりすると買取を断られる場合があるため、事前に査定を受けることをおすすめします。
フリマアプリやネットオークションを利用すれば、自分で価格を設定してパソコンを売却できます。買取業者よりも高値で売れる可能性があり、まだ使えるパソコンを必要としている人に譲れます。
ただし、個人間取引のため、商品説明の作成、梱包、発送などの手間がかかります。また、動作確認やデータ消去を確実に行い、トラブルを避けるための配慮が必要です。
他の不用品もまとめて処分したい場合や、手間をかけずに処分したい場合には、不用品回収業者の利用が最適です。即日回収隊では最短即日で対応可能で、重いパソコンの運び出しもすべてお任せいただけます。
適切なリサイクル処理とデータ消去を行い、万が一に備えた損害保険にも加入しております。他の家電や家具と一緒に処分すれば、コストも抑えられて効率的です。

パソコンを処分する前には、重要なデータの保護と情報漏えいの防止が不可欠です。必要なデータのバックアップ、完全なデータ消去、物理的な破壊について詳しく解説します。
安全にパソコンを処分するために、それぞれ確認しましょう。
パソコンを処分する前に、必要なデータを新しいパソコンや外部ストレージに移動させましょう。写真、動画、文書ファイルなど、失いたくないデータがないか念入りに確認することが大切です。
バックアップ方法としては、外付けハードディスクやUSBメモリへのコピー、クラウドストレージへのアップロード、専用ソフトを使った完全バックアップがあります。重要なデータは複数の場所に保存しておくと安心です。
バックアップが完了したら、パソコン内のデータを完全に消去する必要があります。単純な削除や初期化では、専用ソフトでデータを復元される可能性があるためです。
ウィンドウズの場合は、設定メニューから「このパソコンを初期状態に戻す」を選択し、「ファイルを削除してドライブをクリーニングする」オプションを選択します。より確実にするには、データ消去専用ソフトを使って複数回上書きする方法もあります。
会社の機密情報や極めて重要な個人情報を扱っていた場合など、データ漏えいに絶対的な不安が残るなら、データを記録している記憶装置(ハードディスクやSSD)を物理的に破壊する方法が確実です。
パソコンからハードディスクやSSDを取り出し、ドリルで穴を開けたり、ハンマーで叩いて変形・破壊したりします。ただし、自分で破壊する際は、部品の破片で怪我をするリスクがあり、専門的な知識も必要です。
安全性を考慮すると、専門業者に依頼するのが最もおすすめです。一部のパソコン回収業者や不用品回収業者では、有料オプションとして物理破壊サービスを提供しています。

パソコンの処分では、情報漏えいの防止、悪質業者の回避、売却時の動作確認が重要です。個人情報の完全な消去方法、信頼できる業者の見分け方、売却前のチェックポイントについて詳しく解説します。
トラブルを避けて安全にパソコンを処分しましょう。
「ゴミ箱を空にする」「ファイルを削除する」といった通常の操作や、OSの簡易的な初期化だけでは、データは完全には消えていません。 パソコン上では見えなくなっているだけで、記憶装置にはデータの痕跡が残っています。
これらの痕跡は、市販されている復元ソフトを使えば、比較的簡単に読み取れてしまう可能性があります。もし、個人情報が漏えいしてしまった場合、以下のような被害に繋がるリスクがあります。
このような深刻なトラブルを避けるためにも、「処分する前にやるべきこと」で解説した手順に沿って、データを完全に消去することが重要です。
「無料回収」を謳う悪質な業者には十分注意が必要です。トラックで巡回している業者の中には、回収後に高額な料金を請求したり、不適切な処分を行ったりする場合があります。
信頼できる業者を選ぶには、許可証の有無、明確な料金体系、損害保険への加入状況を確認しましょう。口コミや評判も参考にして、実績のある業者を選ぶことが大切です。
フリマアプリやオークションでパソコンを売却する場合は、事前に動作確認を必ず行いましょう。電源が入らない、画面が映らない、異音がするなどの不具合があれば、正直に商品説明に記載する必要があります。
動作に問題があるパソコンは「ジャンク品」として格安で販売するか、部品取り用として出品するのが適切です。隠して販売するとトラブルの原因となり、評価にも悪影響を与えます。
パソコンは法律によりリサイクルが義務化されており、粗大ゴミとして処分することはできません。PCリサイクルマークの有無を確認し、メーカー回収、買取業者、不用品回収業者など、自分の状況に最適な方法を選択しましょう。
処分前には必要なデータのバックアップと、個人情報の完全な消去を忘れずに行うことが重要です。
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